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川д川さんのようです


※未投下

さだこさんは、どこにでもいるような24歳のOLであるッ!
さだこさんは沈黙の人であり、決して喋らないのであるッ!!
さだこさんは一般人であり、テレビからは出たりしないのであるッ!!!

そんな感じで始まるのである。


第一話『沈黙のさだこさん』


川д川 ペチペチ

(´・_ゝ・`)「はよざいまーす」

 僕の対面に座るさだこさんは、基本的に喋らない。
同僚に挨拶をされてもおじぎを返すだけだ。
だけど、声を出さない代わりに、



川д川 ペチ…

ごつっ

:川つд川:プルプル
 
(;´・_ゝ・`)「毎度の事とはいえ……大丈夫です?」

川つд川 コクコク

 椅子に座ったまま深々とおじぎをするので、毎回机やキーボードにおでこをぶつけてしまうのだ。
ちょっと失礼かな。と思いながらも、僕は額を押さえてうずくまるさだこさんを可愛いと思ってしまう。
そして、


(;´・_ゝ・`)(……またっすか)

(*´゚ω゚`)「……ハァハァハァハァ」

 時折、僕の席の下に隠れてさだこさんの下着を覗く課長は最低だと思う。
しかしながら上司に手を上げる訳にも行かないので、

(#´゚_ゝ゚`)(封印限定解除――ブラクラスメル!)

僕は座ると同時に靴を脱ぐ。

(;´゚ω゚`)「……ァブッ……ダクショ……」

川д川 ……?

(´・_ゝ・`)「どうかしました?」

川д川 ……フルフル

(;´゚ω゚`)「は、鼻が……」

(#´゚_ゝ゚`)(トドメッ!零距離!)

(;´゚ω。`)「……アティッ……ラトッ……」

僕は彼女を守ったと云う満足感を抱きながら、課長の顔面を足の裏で挟み込むのであった。

今日のさだこさん 川д川(……臭っ!)



第二話『昼時のさだこさん』


(´・_ゝ・`)「今日も弁当ですか?」

川д川 コクコクゴソゴソ

 前の席に座るさだこさんは、毎日弁当を作って持ってくる。
そんな家庭的な所にも、僕は心惹かれてしまう。

(´・_ゝ・`)「毎日作るの大変じゃないです?」

川д川 フルフルゴソゴソ

(´・_ゝ・`)「でも……」

 僕がこんな事を聞いてしまうのには訳がある。
何故なら、


川д川っ[ごはん]

川д川っ[おかず]

(;´・_ゝ・`)「ドカ弁でご飯とおかず別とか、結構大変な気がするんですけど」

 彼女の弁当は量がとにかく凄いのだ。
それなのにおかずは色とりどりで、ご飯もお握りだったり炊き込みご飯だったりと手を抜いていない。
どう考えても結構な労力の筈だ。

川д川 ジー

(;´・_ゝ・`)「もう摘まんだりしませんから、そんな隠そうとしなくても大丈夫ですって」

 ちなみに、彼女の弁当から一品でも奪おうものなら、その日は一日中睨まれる。
食べ物の恨みってホント怖い。


(´・_ゝ・`)ノシ「んじゃ飯食ってきまーす」

川д川ノシ


今日のさだこさん 川*д川(今日のキンピラは……86点!流石私!)


第三話『憤怒のさだこさん』


 さだこさんはとても生真面目な人だ。
仕事中のおふざけを許さない位に。

川д川 ペチペチ

(´・_ゝ・`)「さーて、息抜きに2chでもしようかな」

川д川 ペチ…

(´・_ゝ・`)「どこ見よっか」

だから、冗談でもこんな事をさだこさんの前で言ってはいけない。


川゚д川 クワッ

(;´・_ゝ・`)「なぁ……」

 物凄い睨まれるから。無言だけどその目が告げる。ぶち殺すぞ。って。
それでも懲りずにやってしまう辺り、多分僕はMなのだろう。

(;´・_ゝ・`)「冗談です」

川#゚д川 クワワワワッ

(;´・_ゝ・`)「いやだから冗談ですって…………すいません」

今日のさだこさん 川#゚д川(……くしゃみが出そうで出ないの辛いわー)


第四話『残業のさだこさん』


(´・_ゝ・`)「ふぃー、仕事終わったぁー」

川д川 ペチペチ

(´・_ゝ・`)「あれ、残業ですか?」

川д川 コクコクペチペチ

 さだこさんは、仕事に関しては特に妥協を赦さない人だ。
だから、自分の仕事が終わらなかった時は、きっちり仕上がるまで残業をする。
そして、自分が頼まれた事は自分でやらなきゃ気が済まないらしく、


(´・_ゝ・`)「結構な量ですねー。手伝いましょうか?」

川д川 フルフルペチペチ

(´・_ゝ・`)「……本当に大丈夫ですか?」

川д川 コクコクコクペチペチペチ

(´・_ゝ・`)「ほんっとーにいいんすね?先帰っちゃいますよ?」

川д川 コクコクコクコクペチペチペチペチ

 どんな量だろうが、何時間掛かろうが助けを頼むことも無く、一人でやってしまうのだ。
確かに有能な人ではあるんだけど、頑固と言うか何と言うか。


(´・_ゝ・`)ノシ「……んじゃお先でーす」

川д川ノシ ペチペチ

~~そして一時間後~~

川д川 ペチペチペグー

川д川 ……

川д川 ペチペグーペグーキュルルル-

(´・_ゝ・`)ノシ「ちわーっす」

川д川 ガチャッガチャガチャガチャガチャ!


(´・_ゝ・`)「ミスドの安売りで衝動買いしちゃったんすけど、ちょっと買いすぎたかなーと」

川д川 グーキュルガチャガチャガチャガチャ!

(´・_ゝ・`)「もし良かったらなんですけど、幾つか食べません?」

川 p川 …………コクン

 別に下心があってやっている訳ではない。
あのおっきなぬいぐるみを手に入れるのに一人だと辛いとか、そういう事は断じてない。
新しいのが出る度に全種集めてるとか、そういうのは全く……ああ、聞いてないですよね。

今日のさだこさん 川*д川(ああ、デミタス君が神様に見えるわー)


第五話『通勤のさだこさん』


川д川 チリンチリーン

(´・_ゝ・`)(チャリ通勤とか学生時代思い出すなぁ……)

 さだこさんは家が近いのか、いつも自転車で通勤している。
そして、こういう時は決まって、


(*´゚ω゚`)「やあさだこちゃん、今日の下着は」
      て
川; д川 そ

=三 川; д川)#)ω゚`) ・:';,',

(´・_ゝ・`)(……今日も綺麗に決まったなぁ)

 体を屈めて下着を覗こうとする課長が、さだこさんに轢かれるのだ。
初めて見た時は流石に焦ったが、何度も見ると日常風景と化すのだから慣れって怖い。

今日のさだこさん 川; д川(グチャッ!ってなった!グチャッ!って!)


第六話『会議のさだこさん』


川д川 ゴソゴソガタガタ

(´・_ゝ・`)「何か探し物ですか?」

 さだこさんは何時いかなる時も喋らない。
なので、会議やプレゼンなど、どうしても喋らなければならない場合に使うものがある。
それは、

川д川 コクコクゴソゴソ……ゴソッ!

川д川ノ[◎□◎] ←ハイテクな再生機器

川д川ノ■←SDカード

 ハイテク極まりないラジカセっぽい何かと、音声データ入りのSDカードだ。
この二つで今までやってこれたのだからある意味すごい。


(´・_ゝ・`)「そういえば午後から会議でしたね」

川д川 コクコク

(´・_ゝ・`)「一応、確認とかしといた方がいいんじゃないですか?」

川д川 コクコク

[◎□◎]<新製品ではありますが、目新しさのみではなく~~

 ラジカセっぽい何かから流れるのはハキハキとした説明。
さだこさんが録音したものらしいが、真実は誰も知らない。


[◎□◎]<そこを踏まえた上で環境への配慮を~~

(´・_ゝ・`)「どうやら問題なさ

[◎□◎]<結論と致しましては……か、母ちゃん!今お仕事の奴やってんだって!

[◎□◎]<違うって!アイドルラジオの真似っことかじゃなくてー!何で半笑いのまま……かあちゃーん!

(*´゚_ゝ゚`)

/川д川\

データを入れ直す事も叶わず、会議での質疑への応答は僕がやる事になった。

今日のさだこさん :川 p川:(くぁせdrtfgyふじこlp;@:「)


第七話『休日のさだこさん』


川д川 ゴロンゴロン

 休日の彼女は常に寝転がっている。
本を読むのもTVを見るのも寝転がったままであり、移動する時などは、

ミヽ川川川ノ ゴロン……

ミヽ川д川ノ ゴロッ!

ミヽ川川川ノ ゴロゴロゴロ!

(;=ФωФ)「にゃー!」

 このように勢いをつけて転がるのである。
申し遅れたが、我輩の名はロマネスク。
つい先程、彼女に轢かれかけた猫である。


川 p川 ZZzz

(=Φω+)「にゃー」

 彼女はやる事がなくなると、決まって日当たりのいい窓際で昼寝を始める。
我輩はそんな彼女の頭側の、少しばかり離れた所で丸くなる。

川* p川 ZzゴロゴZzロゴロ!

(=+ω+) ZZzz

 彼女の隣で寝ようものなら、押し潰されたり思い切り叩かれてしまったり、と碌な目に遭わないのである。
つまりコレは、我輩が実践で会得した生存術なのである。
それでも、


川* p川 ゴロゴロズバァン!

(;=ФωФ)「フギャー!」

 予測不可能な攻撃を受けてしまう事が多々ある訳であるが。
それでも逃げずに近くに在ろうとするのは、何だかんだで彼女の事が好きだからなのであるが。

今日のさだこさん 川;д川(……あれっ、月曜!?)


第八話『休憩のさだこさん』


(´・_ゝ・`)「しっかし課長もアレですよねー」

川д川 コクコク

 僕とさだこさんは席がすぐ近くという事もあり、休憩に行く時は大抵一緒だ。
まぁ、一緒に休憩に行っても喋るのは僕ばかりなのだが。

(´・_ゝ・`)「……っと、そろそろ戻んないと」

川д川 コク……テクテク
 
(´・_ゝ・`)「それじゃ、もうひと踏ん張り……ん、お茶でも買ってくんですか?」

川д川 フルフルチャリンチャリンチャリン……ポチッゴトン


(´・_ゝ・`)「ここで飲んでくにしても」

 もうすぐチャイム鳴りますよ。と続けた時既に、さだこさんはコーヒーのプルタブを開けていた。
そこから間髪入れず、腰に左手を当てて一気に飲み干そうとして、

川; д川・:';,',(;;;;)「なぼぁ!」

 気管に入ったのか、思い切り僕へと向けて噴き出した。
目に入って鼻に入って口にも入ったから、コレも間接キスと言えるんじゃないだろうか。

:川; д川: ハワワワワ 

(;;;;;)「いや、別気にしないでいいですよ。洗ったら取れますし」

 そんな事を考えていたせいか、僕は今にも土下座せんばかりのさだこさんを宥めながら勃起していた。
もういいや。僕変態です。

今日のさだこさん :川; д川:(デミタス君の鼻毛が出てる事に気づかなければ……)


最終話『鈍感のさだこさん』


(メ´・_ゝ・`)「ちわーっす。残業頑張ってますかー?」

川д川 コクコクペチペチ

(メ´・_ゝ・`)「で、毎度の如くミスドで買ってきたんですけど……」

途中、お持ち帰り牛丼特盛を両手に抱えた課長と死闘を繰り広げたのだが、其れはまた別の話。

川д川 ペ……

さだこさんの指が止まった。
そして視線がディスプレイから僕の方へ向かい、

川*゚д川 ……ジー

(;´・_ゝ・`)「こ、コレはダメです!」

 僕が小脇に抱えるポンデ獅子に注がれる。
だが、いくらさだこさんにねだられたとしても、コレだけは譲れない。


川*゚д川 ……ジー

(;´・_ゝ・`)「こっちで我慢してください!」

川*゚p川 …………コク

 さだこさんは暫し間を置いて、ようやく僕が差し出した十個パックを素直に受け取った。
空腹には勝てないあたりがさだこさんらしい。

川* д川 モソモソモソモソ

(;´・_ゝ・`)「ふぅ……」

 僕が溜息を吐き終えた時、さだこさんは三つ目に突入していた。 
が、そんな事はどうでもいい。


(;´・_ゝ・`)(今日こそ……今日こそはっ!)

 この日、僕は決心していた。
さりげなく、其れでいてドラマティックにさだこさんに告白しようと、心に決めていた。

川* д川 モソモソモソモソモソモソ

 だが、当のさだこさんは僕の心など知る由も無く。
本当においしそうにドーナツを頬張り続け――

川* д川 ゴソゴソ……ゴソッ!

(;´・_ゝ・`)(……来たッ!)

 遂に最後の一つ、ある物を仕込んだドーナツに手を掛けた。
自然と心臓が高鳴る。さだこさんがアレの中身に気づいて取り出した瞬間、僕は彼女に――

川* д川 ガリッ……

(;´・_ゝ・`)「……」

川* 皿川 ガリボ゙リガリボリ……ゴクン!

(´゚_ゝ゚`)

川* д川「ご馳走様でした」

今日のデミタスさん (;´゚_ゝ゚`)(喋ったァー!)



川д川ノ゚「というのは冗談な訳だけど」

(*´゚_ゝ゚`)「初めて生声聞いた……給料三か月分の価値在るだろ……」

川д川ノシ゚「デミタス君デミタス君、ちょっとした手違いで宝石噛み砕いちゃったけど……おーい?」

(*´゚_ゝ゚`)「おいおい……もう人生に悔いなんて無いぜ……」

川д川ノ゚「コレ私にくれんの?そんな事されたら、明日から張り切って君の分まで弁当作ってきちゃうぜ?」

(*´゚_ゝ゚`)「おっし!明日課長に自慢しようそうしよう!」

ラストさだこさん 川「д川「「おーい、ちゅーすんぞこのやろー!」


 さだこさんは喋らないのではなく、喋れないのである!
さだこさんは元ヤンであり、未だに気を抜くと地が出てしまうのである!
最後どうなったかなんぞ知ったこっちゃないのである!

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ひちょりまちょめ

Author:ひちょりまちょめ
コテ酉無しです。
でも一話の最後見たらすぐ分かる仕様です。

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