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从 ゚∀从 達は闘争の中でこそ輝くようです 第六話 後編



( 、 川「……勝った、よね」

誰に言う訳でも無く、ペニサスは呟く。
朦朧とした意識の中で勝利の余韻に浸り、風に揺られ、空を漂う。

( 、 川「流石だって……褒めて、貰えるよね」

「言ねえよ馬鹿……無茶しやがって」

不意に聞こえた声。
それが、夢か現かなどペニサスにとってどうでも良かった。
その声が聞こえた事によって、少しだけ幸せになれたから。

( 、 川「ごめんなさい。でも……私、頑張ったよ?」

「そう、だな……まぁ、今は寝とけ」

( ー *川「……うん」

言葉に導かれるまま、彼女は、安らかな表情で眠りについた。

重力に引かれ、落下している事に気付く事無く。
恋心を抱くあの人に、優しく抱えられている夢を見ながら。
  _
( 人 )「……」

落下していくペニサスを尻目に、尻は空を舞う。
何故勝てたか、どうやって勝ったのかなど、尻にはどうでも良かった。

今この時、空に在るのが自分自身であるという事実だけが彼の心を満たす。
生まれて初めての、心からの満足。
それは、他の事全てがどうでも良くなるほどの満足。
  _
( 人 )「あー、つっかれたー」

だから、彼は笑った。
視界が薄暗くなっていく中で笑っていた。
全身から力が抜け、ガスが尽きた事を感じながらも笑い続け――


――やがて、空は誰の領域でもなくなった。










――地震?
ツンはそんな事を考えながら、ゆるりと目を開けた。

ξつ⊿゙)ξ「……」

彼女は寝ぼけ眼で辺りを見回し、状況を把握しようと努める。
周囲にあるのは田畑、そして四方八方に散らばる土塊。
そして、

ξ゙⊿゙)ξ「なんぞこれ……ないとー?」

(  ω )「……」

自身を抱きしめたまま気絶している内藤。

ξ゙⊿゙)ξ「おーい、ほらおきんしゃーい」

(  ω )「……」

ツンがぺちぺちと内藤の頬を叩くも、内藤は静かに寝息を立て続ける。

ξ゙⊿゙)ξ「ほらないとー、ツンしゃんがおこしてやいよっちゃけんおきんねー」

(  ω )「……」

ξ゙⊿゙)ξ「ほらないと……」

内藤が余りに起きないものだから、ツンはどうでも良くなり、

ξ゙⊿゙)ξ「まーよかたいねー。おやすむー」

そう呟くなり二度寝についた。

内藤の腕を解く事無く。

彼の体温を感じながら。

彼の胸で心臓の脈動を聞きながら。

ξ*-⊿-)ξ「……」

微笑みを浮かべて。

(  ω )「……」

内藤はその事に気付く事無く、寝息を立て続ける。

想いがとうの昔に届いていた事など、気付かぬまま。

だけど、

(* ω )「……ぉ」

その顔は心なしか笑っていた。


~~~


戦況は、明らかに女子優勢。
それでも、後方で戦場を指揮するハインリッヒの顔には何処か陰りが在った。

从 ハ从「……」

熱く滾る魂の奥深くに在るのは氷塊。
熱に炙られて尚融ける事を知らず、ただひたすらに、緩やかに魂の熱を冷まし続ける。

ハインリッヒは、何故それが胸中に存在し続けるのか理解している。
大将と云う地位。眼前に広がる戦場。
全てが与えられたものでしかないからだと。

だからこそ彼女は、闘争の只中にありながら、満たされなかった。
いや――只中にあるのではない、そう思いこんでいただけ。

自身が知らぬ規模の闘争に触れ、少しばかり酔ってしまっていただけ。
統括する者と云う立場に、浮かれてしまっていただけでしかない。

彼女は、数多の人に囲まれて尚、孤独。
だから、空しさを感じた。満たされる筈が、無かった。

この戦場は、ハインリッヒがいなくとも何も変わりはしない。
多分、彼女がこの場を去ったとしても、誰も気付きはしないだろう。
気付いたとしても、全てが終わり、勝利の余韻が抜け切った後だろう。

ハインリッヒの空しさは誰にも理解される事はない。
その想いは、誰にも届きはしない。

だからこそ。
魂が氷を抱き、心が淀みを生んでいたからこそ。

从;゚ハ从「ふもっ……」

彼女は闘争の最中にもかかわらず尿意を催した。

ミセ*゚ー゚)リ 「えっ?ちょっと赤カブトを狩りにって……絶・天狼抜从 ゚ハ从「ふもっ!」

ミセ*゚パ)リ「フモッ!」

从 ゚ハ从「ふもっ!ふもふもふもっふ!」

ミセ*゚パ)リノシ「フモー!」

从 ゚ハ从ノシ「ふもー!」

だから、彼女は即席の影武者を用意し、こっそりと厠の方へと走り去ったのだ。




川д(;;;;∀;;;)「とぅーびーこんてにゅー」(´・ω・`)
  _
(0゚人 )「次回ついに最終回!」('、`*川

※最終回じゃないです

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Author:ひちょりまちょめ
コテ酉無しです。
でも一話の最後見たらすぐ分かる仕様です。

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